移住したから分かる十和田の魅力:2018年9月の八甲田、奥入瀬渓流、十和田湖付近の風景
十和田の自然の魅力:2018年9月
個人的な体験をもとにした小さな世界ではありますが、観光名所だけではない十和田の自然の豊かさを、ガイドブックに載っていないような場所を中心に紹介できればと思います。
今回は2018年の9月の風景です。この時期の十和田は、夏が終わり秋に向けて過ごしやすい日々が続きます。収穫を待つ田んぼの美しい風景や十和田市が一番盛り上がる秋祭りも開催されます。
奥入瀬渓流付近では、 アブやハチなどの虫も減り始め気持ちよく散策を楽しめます。
9月
八甲田のグダリ沼ではバイカモの小さくて白い花も咲き始めます。
澄んだ湧き水に揺れるバイカモを見ているととても癒されます。
十和田市内では3日間に渡って秋祭りが開催されます。
元々は八戸の三社大祭の山車を借りてきて始めたようですが、道路交通法などの規制により、今では各町内会で製作しています。
お囃子の方々も一緒に山車に乗って引っ張るスタイルが多く、お囃子はテンポが速く勢いがあります。
この時期は八甲田に月夜茸(ツキヨタケ)という発光キノコが発生します。
肉眼では光って見えませんが、カメラを用いて長時間露光すると蛍光色に光ります。
一見食用のキノコと似ていますが、毒キノコなので注意も必要です。
奥入瀬渓流の源流では、紅葉前の最後のグリーンシーズンを楽しめます。
台風なども来なくなり、澄んで青々とした水を楽しめます。
9月も後半になると、市内ではちょうど田んぼが収穫の時期を迎えます。
黄金の海原のような風景がとても綺麗です。
終わりに
十和田市の人口は年々減少傾向にありますが、秋祭りの時期だけ戻ってくる若者も多くいます。県内の有名な祭りに比べると規模も小さく観光客が来るような祭りではありませんが、祭りの時期は「十和田ってこんなに人がいたかな?」というほど多くの人で賑わいとても活気があります。
いつもとは違う十和田の顔を見れるので、ぜひ一度遊びに来てもらえればなと思います。
次回は10月の十和田の紅葉シーズンの魅力をお伝えできればと思います。