日々の暮らしと建築と

知り合い0で十和田に移住した株式会社WAAの日々

移住したから分かる十和田の魅力:2018年11・12月の八甲田、奥入瀬渓流、十和田湖付近の風景

十和田の自然の魅力:2018年11・12月

個人的な体験をもとにした小さな世界ではありますが、観光名所だけではない十和田の自然の豊かさを、ガイドブックに載っていないような場所を中心に紹介できればと思います。

今回は2018年の11・12月の風景です。この時期の十和田は、八甲田付近では雪が降り始めます。奥入瀬渓流では、紅葉時期の混雑が嘘のように閑散とし、川の所々で飛沫氷ができはじめます。

十和田市内では、12月に1~2回ほどまとまった雪が降るのが例年通りとなっています。

 

11月

空が澄んでいる十和田湖の様子です。

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葉が落ちて、足元のシダ植物が良く見えます。流れの緩やかな沼では落ち葉の防波堤ができます。

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11月も下旬になると、八甲田の山頂付近では雪が降り始めます。次第に沼も凍り氷上を歩けるようになります。

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この日は風も無く、動かない水面や葉が落ちて動かない木々が冬の冷たい空気を感じさせます。

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12月

日中溶けては、朝晩で凍ることを繰り返します。毎日のように新しい飛沫氷が現れます。

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年が明け、1~2月に入ると凍った飛沫氷の上に雪が積もります。凍りたての飛沫氷を見れるのもこの時期の醍醐味です。

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真っ赤に燃える朝日が、色の無い冬景色に花を添えます。

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終わりに

森を歩く熊も冬眠に入り、積もった雪を通して普段歩けない場所を歩くことができる。行動範囲が変わる季節の始まりです。紅葉と冬の間の中途半端な時期にも思えますが、凍りかかる沼など、この時期でしか見れない景色もあります。冬の始まりとはいえ、とても寒いので、しっかりと防寒対策をして出かけてみて下さい。