冬の十和田湖の魅力 飛沫氷(しぶき氷)
十和田湖では、冬になると飛沫氷という綺麗な氷の結晶ができます。
冬の西風が、十和田湖の水面を波立たせます。氷点下になるとその波しぶきが沿岸の樹木や苔などかに氷結し、何日もかけてとても大きな氷の塊となります。
自然がつくる氷の彫刻として、とても独特な表情をみせます。
綺麗な形に巡り合えると、とても嬉しい気持ちになります。
風向きや気温の関係などで毎年違った形になったり、雪が多いと飛沫氷が隠れて見えなくなったりするなど、飛沫氷を探す間もとても楽しい時間です。
光の吸収や反射で青く見える氷はとてもきれいで、モノトーンの冬の世界に色を与えてくれます。
夕日が沈む時間、日を浴びてオレンジ色に輝く氷も独特の表情です。
冬に十和田湖へ行く際はぜひ沿岸にできる飛沫氷にも注目してみて下さい。